マカオ市政署（IAM）は9月7日、数年前にマカオへ襲来した台風による影響で破損したコロアン島・石排灣圓形地（ラウンドアバウト）のカトリックを題材にした像やレリーフから成る道路記念碑群について、修復作業を終え、元の位置に再設置したと発表。

　修復はIAMとカトリックマカオ教区と緊密にコミュニケーションを取った上で彫刻の修復経験及び技術を有する外注先が実作業を担当。7日にIAMとカトリックマカオ教区で再設置現場の視察を行い、教区側からIAMへ修復状況について満足の意が示されたとのこと。

　道路記念碑群は1983年と1986年にかけて地元及び日本を含む世界各地のカトリック有志の寄付により交通安全を祈願して設置されたものとされている。