2022年マカオ建設業の収入が対前年13.5%減…民間建設工事減で

 マカオ政府統計調査局は10月16日、昨年(2022年)のマカオの建設業調査結果を公表。

 昨年のマカオの建設業界の収入は前年から13.5%減の489.3億パタカ(日本円換算:9083億円)で、このうち建設工事請負分が13.8%減の476.0億パタカ(約8834億円)。マイナスの主要因は民間建設工事の減少とのこと。

 支出は14.4%減の441.6億パタカ(約8196億円)、業界の年間収支は3.8%下落の47.8億パタカ(約887億円)。

 業界の経済貢献度を反映する付加価値総額は2.1%下落の143.7億パタカ(約2667億円)、固定資本形成総額は31.2%減の1.7億パタカ(約32億円)に。

 昨年マカオで営業中の建設業事業所数は85ヶ所減の4212ヶ所、従業員数は1759人増の4万6555人。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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