マカオグランプリ博物館の3Dプロジェクションマッピングショー始まる…11月の毎晩開催

 マカオでは、モータースポーツの祭典として国際的に知られる「マカオグランプリ(マカオGP)」が毎年11月に開催される。

 今年(2023年)は70回目の節目を迎えることから、記念大会として11月中旬の2週末連続(11月11〜12日及び16〜19日)6日間にわたって開催されることになっており、本場を間近に控える中、マカオの街ではグランプリムードの高まりを感じる。

 マカオグランプリをテーマにしたミュージアム、マカオグランプリ博物館(マカオ・新口岸地区)では、第70回マカオグランプリの開催を記念し、11月にかけて多くの特別イベントが計画されている。そのうちのひとつとなる、3Dプロジェクションマッピングショーが11月1日からスタートした。

 ショーは11月の毎晩、午後7時から午後10時にかけて、15分おきに博物館外壁に投影される(毎晩12回)。「レジェンド」をテーマにした内容で、毎回の投影時間は約5分間。館外で投影されるため、同館前の路上から無料で見学することができる。

マカオグランプリ博物館の外壁に投影される3Dプロジェクションマッピング映像のイメージ(写真:MGTO)

 同館を運営するマカオ政府旅遊局(MGTO)のマリア・エレナ・セナ・デ・フェルナンデス局長は1日夜の3Dプロジェクションマッピングショー開幕イベントにおいて、同ショーのほか、グランプリ開催日(6日間)については開館時間を午後9時半まで延長し、グランプリムードの醸成やナイトタイムレジャー要素の増につながることを期待すると述べた。

 マカオグランプリ博物館は2021年に大規模改装及び拡張リニューアルオープンしたばかり。アフターコロナでインバウンド旅客数が回復する中、新たな観光スポットとして注目を集めている。

マカオグランプリ博物館外壁に投影された3Dプロジェクションマッピング映像(写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府経済財政庁の李偉農長官は12月5日、マカオ立法会の本会議に出席し、昨年度(2022年度…
  2.  マカオ政府身分証明局(DSI)は12月5日、同月15日から安全性の向上と電子政務への対応を図った…
  3.  マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は、2016年3月に福岡路線に就航して以来、週4便の直行便運…
  4.  大航海時代以来、東洋と西洋を結ぶ貿易港として栄えたマカオ。東西文化がミックスしたエキゾチックな町…
  5.  OECD(経済協力開発機構)は12月5日、世界81の国・経済体の15歳、約69万人を対象として2…

ピックアップ記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  マカオ航空日本支社の発表によれば、現在成田路線を週4便(火・木・土・日曜)で運航しているが、今年…
  3.  12月3日午後4時頃、マカオタワーでバンジージャンプを終えたばかりの日本人男性(56)が息切れの…
  4.  マカオでは、2019年12月に初の軌道系大量輸送機関として新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌…
  5.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年12月号
(vol.126)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun