マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート（IR）「グランドリスボアパレス（上葡京）」運営会社は11月8日、同IRの3階にある割烹「瑞兆（Zuicho）」のオープン1周年を記念したイベントを3日間にわたって開催すると発表。

　「瑞兆」は2021年、香港でオープン1年未満にして「ミシュランガイド香港マカオ版」で1つ星評価を獲得したことで話題となった。同年以降、香港店は3年連続で1つ星を維持。香港以外に店舗を展開するのはマカオのみ。マカオ店では日本料理界で約30年の経験を持つ大阪出身の紀之本義則氏が料理長を務め、日本直送のプレミアム食材を使ったおまかせコースを提供している。

　瑞兆マカオ店の1周年記念イベントについては、まず11月17、18日に同店で初めての「アニバーサリー・フィースト」と題したスペシャルディナーコースを提供。土佐酢と塩でシンプルに味付けして素材の味を引き立てた焼き香箱ガニ、絶妙な揚げ加減でふんわりサクサクとろけるような食感に仕上げた最高級薩摩A5和牛ヒレカツ、旨味たっぷりのウニトロ手巻き寿司、旬の食材をふんだんに使った海鮮炊き込みご飯などを含む8品構成で、価格は1人3288パタカ（日本円換算：約6.2万円）、4種のプレミアム日本酒ペアリング付きは1人4088パタカ（約7.7万円）。

　最終日の19日は、「スター・コラボレイティブ・ガラ」として、3年連続ミシュラン1つ星を獲得した香港店の鈴木文央料理長をゲストに迎え、マカオ店の紀之本義則料理長とのタッグを組んでのスペシャルディナーコースを提供。香港店のシグネチャーメニューにあたるグリルロブスターの白子添えのほか、松葉ガニのしゃぶしゃぶなどを含む10品で構成され、価格は1人3888パタカ（約7.3万円）、4種のプレミアム日本酒ペアリング付きは1人4888パタカ（約9.2万円）。

　上記スペシャルディナーコースは午後7時スタート、各回20席限定とのこと。

　また、上記イベント以外のランチセット、ディナーコースも秋の旬の食材を厳選した11月版にアップデートしているという。

　瑞兆マカオ店の営業時間は火曜〜金曜日がディナータイムのみ（午後6時開始と午後8時半開始の2セッション）、土曜・日曜・パブリックホリデーはランチ（午後0時半〜午後2時半）とディナー（午後6時開始と午後8時半開始の2セッション）で、月曜日が定休日となっている。

*サービス料10%別途付加