ワタミグループがマカオ初出店…大型IRギャラクシー内に「饗和民」FC1号店をオープン

 ワタミ株式会社(本社:東京都大田区)の子会社であるWATAMI INTERNATIONAL CO. LTD.がマカオで統合型リゾートを運営するギャラクシーエンターテインメントグループ(GEG)の子会社とフランチャイズ契約を締結し、(2024年)1月23日に「饗和民GRILL & SUSHI(以下、「饗和民」)」をコタイ地区にあるGEGの旗艦IR施設「ギャラクシーマカオ」に出店した。

 ワタミ株式会社のプレス発表資料によれば、「饗和民」は総合和食を提供する業態として既に海外3地域で展開しており、グリル料理を中心に寿司、天ぷら、すき焼き、その他幅広い日本食のメニューラインアップを持ち、日本産和牛や旬の海鮮料理を提供、本物の日本の味と日本従来のサービスを、リーズナブルな価格で楽しむことが出来るレストランとのこと。座席数は112席、営業時間は11時30分〜翌2時(現地時間)で、店舗の位置はシネコンのエントランスに近い「G/F G021」。

ワタミグループのマカオ初出店となる「饗和民GRILL & SUSHI」店舗イメージ(画像:ワタミ株式会社)

 GEGは、カジノ、ワールドクラスの高級ホテル、120を超える飲食店、映画館、アリーナ、コンベンションセンターが一体になった統合型リゾートをマカオで運営しており、今回の出店は、総合和食を施設内で運営したいGEGが物件提供およびフランチャイジーとしての運営を行うという。

 ワタミグループでは、2001年に香港で海外1号店を開業し、当初から本物の日本食を、現地のゲストが安心してご利用いただけるリーズナブルな価格で提供すること、そして日本のホスピタリティ溢れるサービスを実現することにこだわり続け、現地のゲストから支持を得てきたとしており、2024年1月現在、香港・台湾・シンガポール・フィリピン・ベトナム・韓国・マカオと7地域に拡大し、今回のオープンで57店舗体制となった。

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