マカオ、公共路線バス単日乗客数が過去最多の80万人超に…10月3日

 マカオは面積約32平方キロ(東京の山手線の内側の約半分に相当)、人口約68万人という小さな地域だが、政府とコンセッションを結ぶ2つのバス会社が約90の路線を運営。一部路線で高頻度運転や終夜運転も実施されるなど、市民や観光客の移動の足として大きな存在感を示している。

 マカオ政府交通事務局(DSAT)は10月4日、前日(3日)の公共路線バスの乗客数が80万人超となり、過去最多を更新したと発表。これまでの最多は前月(9月)16日の76.9万人だった。

 目下、中国本土では大型連休となる国慶節ゴールデンウィーク(「十・一」黄金周)を迎えており、マカオも多くのインバウンド旅客で賑わっている。マカオ治安警察局が公表した速報値によれば、10月3日のインバウンド旅客数は17万4234人で、過去最多だった。DSATによれば、国慶節ゴールデンウィーク期間中の公共路線バスサービスについて、需要を踏まえて適宜増便などの対応を講じているという。

マカオの公共路線バスを運営する澳巴(上)と新福利(下)の車輌のイメージ(資料)=本紙撮影

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