マカオ国際空港が「ルート・ワールド2024」参加…以遠権活用した中長距離線の開拓模索

 マカオ国際空港の運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は10月14日、世界各地から航空会社、空港運営会社、政府観光局などが一堂に会し、国際航空路線開設の商談などを行う「ルート・ワールド2024(Route World 2024)」が去る10月8日から10日にかけてバーレーンで開催され、CAMの代表者が参加したと発表。

 CAMでは、会期中に30以上の航空会社と商談を行い、マカオ国際空港とマカオのツーリズム市場に関するアップデート及び空港関係の優遇政策について紹介し、中東、日本、インド、オーストラリアなどの多くの航空会社、空港とビジネス関係を構築したとのこと。また、中・長距離路線開拓の可能性を模索するため、航空会社に対して以遠権の活用によるマカオと北米、中東、ヨーロッパを結ぶ路線の就航を提案したという。このほか、中国東北部の空港と交流を行い、双方が両地の間で直行便の開設を希望していることから、今後航空会社の新規就航につなげる取り組みを進めていくとした。

「ルート・ワールド2024」に参加したCAMの代表者ら(写真:CAM)

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