マカオ国際空港、2025年の旅客数が850万人に達する見込み

 マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は2月12日、プレス関係者向けの新年会を開催した。

 同社の執行委員会会長を務める陳穎雄(チャン・ウェンホン)氏が登壇し、今年(2025年)のマカオ国際空港の主要指標の見込みについて、旅客数が850万人、フライト発着回数が6.5万回、貨物輸送量が11.3万トンにそれぞれ達するとの見込みを示した。

 参考までに、昨年(2024年)の実績は、旅客数が約764万人、フライト発着回数が5.9万回、貨物輸送量が10.8万トン。

 同社では、「安全、効率、効果」というコア理念を堅持し、限られた空間の中での成長を追及すると同時に、空港セキュリティシステムの改善を図り、また業務効率向上による旅客サービス体験の強化を図ることに重点を置く考えをあらためて示した。

登壇したCAM執行委員会会長の陳穎雄氏=2025年2月12日(写真:CAM)

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