マカオ当局が「国際生物多様性の日」に合わせ生物多様性の保護を呼びかけ

 毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」にあたり、世界共通のテーマに沿って世界各地で普及活動などが行われる。

 マカオ政府市政署(IAM)は、国連の環境保護3大条約のひとつにあたる「国連生物多様性条約」がされた日に合わせ、公衆に対して皆で手を携えて自然界の生物多様性を守り、自然と共生していくとの共生を図っていくことの重要性を呼びかけた。

 同署によれば、今年の国際生物多様性の日のテーマは「自然との共生、持続可能な未来へ!」で、人類と自然の調和ある共生と、地球規模での生物多様性保護の新たなプロセスの推進を訴えるものとのこと。動植物の良好な生活環境の維持が自身の未来にもつながるとし、地域の環境保護活動に参加する、持続可能な製品を支持する、自然環境に配慮する、草木を大切にするなど、まず身の回りの小さなことから取り組んでみてほしいとした。

 同署では、生物多様性の重要性を広めるため、さまざまな自然ガイドツアーや科学普及イベントを実施しており、同署公式ウェブサイト等で随時情報発信を行なっているという。

絶滅の危機に瀕するクロツラヘラサギとダイサギは捕食のため同じ生息地を共有(写真:IAM)

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