第72回マカオグランプリ、初のフォーミュラカーレース2種同時開催へ
- 2025/6/9 13:28
- ツーリズム
1954年にスタートした歴史あるモータースポーツの祭典、マカオグランプリ(マカオGP)。市街地の一般道路を転用した全長6.2kmの「ギアサーキット」を舞台に毎年11月中旬に開催されており、今年(2025年)で72回目を迎える。
マカオ政府体育局及び大会組織委員会は6月8日、FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長も出席する記者会見をマカオグランプリ博物館で行い、第72回大会の開催概要を発表。スケジュールは(2025年)11月13〜16日の4日間で、下記の7種のレースを開催するとのこと。
・マカオグランプリ – FIA FRワールドカップ
・マカオGTカップ – FIA GTワールドカップ
・マカオギアレース – クムホFIA TCRワールドツアーイベントオブマカオ
・マカオF4グランプリ – FIA F4ワールドカップ
・マカオモーターサイクルグランプリ – 第57回大会
・グレーターベイエリアGTカップ(GT4)
・マカオロードスポートチャレンジ
マカオでフォーミュラカーによるレースが2種同時開催されるのは初めてのこととなる。

スライエム氏は会見で登壇した際、F4はF3への登竜門であり、マカオでのF4レース開催はモータースポーツの更なる発展に寄与するもので、若手ドライバーに成長機会を提供すると同時に、女性が参加するきっかけになるとコメント。また、マカオにおけるモータースポーツの伝統、文化、コミットメントは称賛に値するもので、FIAとして今後もマカオグランプリ発展を支援していく考えを示した。
また、マカオ政府体育局長で大会組織委員会のコーディネーターを務めるルイス・ゴメス氏は、グランプリはマカオで最も長い歴史を持つスポーツイベントであり、組織委員会として世界中のファンを無料するため常に新要素を加える取り組みを行っていると述べた。
なお、今大会のスポンサー、チケット、関連イベント等の詳細については、後日発表を予定とした。
