マカオ沖の港珠澳大橋人工島で密航事案1件摘発
- 2025/6/12 10:20
- 社会・政治
澳門海關(マカオ税関)は6月11日、海域のスマート監視システム及び赤外線暗視カメラ等のIT設備を活用した海上及び沿岸における密航に対する法執行能力向上と取り締まり強化を図る中、同日未明に密航事案1件の摘発に成功したと発表。
税関によれば、同日未明、税関職員が密航の高リスク地点を巡るパトロールを行っていた際、マカオ半島北東沖に位置する港珠澳大橋珠澳口岸人工島の南端沿岸付近を歩く不審な男を発見し、身柄を拘束したとのこと。
男は45歳の中国人(中国本土居民)の男で、密入境(不法上陸)者だったことが明らかとなり、治安警察局の出入境担当部門に身柄を引き渡す考えという。
税関では、今後もスマート監視システムやドローンの活用なども含め、海上及び沿岸における監視及び巡回を強化して臨むとともに、中国本土の関係当局との連携を通じ、密航行為の撲滅に取り組むとした。
