マカオの路上で通行人に声かけ偽ブランド酒販売…中国人の男起訴、違法宿泊施設滞在も発覚

 澳門海關(マカオ税関)は11月5日、著名ブランドの商品を模した偽の中国白酒をマカオの路上で販売したとして、中国人(中国本土居民)の男(31)を「産業財産権法」及び「公衆衛生妨害・経済違法行為法」で起訴したと発表。

 税関によれば、警察当局からタイパ島の市街地で偽物とみられる中国白酒を通行人に声をかける方式で販売している男がいるとの通知を受け、職員を現場に派遣。現場で疑わしい男1人を発見し、職務質問を実施した結果、男の所持品の中から偽物とみられる中国白酒を1本が見つかり、男は偽物の酒を路上販売して利益を得ようとしたと説明したとのこと。

税関が公開した証拠品(写真:澳門海關)

 その後、税関が男の滞在先を捜索したところ、同様の偽物とみられる中国白酒を4本発見するに至り、ブランド鑑定人による鑑定を経て、すべて偽物であることが確認され、正規品価格にして約8000パタカ(日本円換算:約16万円)に上ることが明らかになったという。

 さらに、男の滞在先に対する捜索において、同じ場所に5人(男4人、女1人)の中国人がおり、室内に二段ベッドが15床あったことから、無認可の違法宿泊施設の疑いも浮上し、治安警察局に通知し、同局が処理にあたったとした。

 税関では、今回の発表に合わせ、法執行の強化と部門間連携効率を継続的に高めることで、知的財産権及び消費者権益の保護に力を注ぐ考えをあらためて示した。

税関が捜索を通じて発見に至った違法宿泊施設とみられるマンションの一室(写真:澳門海關)

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