マカオ、廃品回収店へ空き巣に入り盗んだ現金をカジノで使い果たす…70代の男逮捕

 マカオ司法警察局は10月30日、マカオ半島北区にある廃品回収店のシャッターを電動鋸でこじ開けて店内に侵入し、店内の金庫から現金を盗んだとして、マカオ人の自称無職の男(70代)を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月28日朝、出勤してきた店主と店員が店のシャッターが何者かにこじ開けられ、また店内の金庫も破壊され、中に入っていた現金6万0730パタカ(日本円換算:約117万円)が盗まれていたとする空き巣被害の通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた同局が捜査を進めたところ、同日未明に電動鋸を使ってシャッターをこじ開けて店内に入り、約1時間滞在した後、現場を離れた男がいたことがわかったという。

 同日午後、この男が關閘イミグレーションからマカオを出境しようとした際、逮捕に成功。男の自宅を捜索した結果、犯行時に使用したとみられる工具や着用していた衣服が発見されたとした。

 男は同局の調べに対して犯行を認めた上、盗んだ現金はカジノで使い果たしたなどと供述。同局では、捜査で得られた情報を総合的に判断し、男を加重窃盗罪で検察院送致する方針。

警察が公表した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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