カジノ以外の観光資源を評価、世界シェアトップの旅行ガイド誌がマカオを15年旅行先ベスト10に選定

豪州、米国、英国に拠点を置く英字旅行ガイド誌「ロンリープラネット」は、毎年恒例で実施している翌年のベスト旅行先を10カ国、10地域、10都市紹介する「ベスト・イン・トラベル2015」を発表。マカオが地域部門でリスト入りを果たした。その他部門を含め、唯一の中国からの選出となる。

総評では、マカオの魅力はカジノにあらず、東西文化のブレンドにあるとしている。マカオ料理ははポルトガル文化を継承しつつ、アフリカ、インド、中国の要素を見事に結合させたものと評価。旅行者に対して、午前中は寺院を訪れて祈り、ランチはミシュランガイド掲載のレストランでグルメと一杯の高級赤ワインを楽しみ、マカオタワーでバンジージャンプにもチャレンジするのもいい、夜は裏路地を散策しながら地元のB級グルメを食べ歩こう、というプランを紹介している。

ロンリープラネットは1973年に創業者の英国人夫妻が自身の新婚旅行の体験記を自費出版したのがきっかけでスタートした英字旅行ガイド誌シリーズ。現在、タイトル数およそ650あり、旅行ガイド誌市場における世界シェアは20%以上でナンバーワンといわれる。

マカオは年間約3000万人の観光客が域外から訪れる観光都市だが、中国本土からの旅客が7割近くを占める。特に欧米で高い知名度を誇るロンリープラネットがマカオを2015年のベスト旅行先の1つに選出したことで、中国本土以外の旅客増につながるのでは、との期待も高まっている。

なお、マカオ以外で「ベスト・イン・トラベル2015」地域部門でリストアップされたのは、ガリポリ(トルコ)、ロッキー山脈国立公園(米国)、トレド(ベリーズ)、タスマニア(豪州)、北ノルウェー(ノルウェー)、クンブー(ネパール)、コッパーキャニオン(メキシコ)、フローレス島(インドネシア)、アタカマ砂漠(チリ)となっており、圧倒的に自然派の旅行先が多い。

世界遺産ナーチャ廟(イメージ)—本紙撮影世界遺産ナーチャ廟(イメージ)—本紙撮影

世界遺産ナーチャ廟(イメージ)—本紙撮影


マカオ料理の代表メニューのひとつ「カレークラブ」(イメージ)—本紙撮影

マカオ料理の代表メニューのひとつ「カレークラブ」(イメージ)—本紙撮影

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