韓国・仁川国際空港隣接の日韓合弁カジノ、マカオ最大手SJMに参画要請か?

日本のアミューズメント大手セガサミーホールディングスと韓国のカジノ大手パラダイスグループが韓国ソウル近郊の仁川国際空港近くで共同開発を行うカジノ付きIR(統合型リゾート)施設「パラダイス・シティ」が、マカオのカジノ大手SJMホールディングスに対してカジノの共同運営への参画を打診したという。

マカオの月刊英字経済誌「マカオビジネス」がブルームバーグの報道を引用して伝えた。

「パラダイス・シティ」は、韓国初の本格的なカジノ付きIR施設として開発が進められている。第1期として外国人専用カジノを含むリゾート施設を2017年前半、第2期として異なるパートナーシップによる運営の別のカジノ施設を2018年初期にオープンさせる計画という。

SJMグループはマカオでグランドリスボアなど複数のカジノ施設を運営しており、マカオのカジノ市場でトップシェアを誇る。マカオの大型IR施設集積エリア、コタイ地区で大型IR施設「リスボア・パレス」の開発を進めている。

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  2.  マカオ治安警察局は7月26日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を…
  3.  ユネスコのアジア太平洋地域世界遺産研修研究所は7月23日、第46回国連大会が開催中のインド・ニュ…
  4.  マカオ司法警察局は7月25日、マカオで覚醒剤の密売したとしてタンザニア人旅客の20代の男を逮捕し…
  5.  マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun