マカオ、伝説のカジノ王の名を冠したレトロ喫茶「スタンレーズカフェ」がオープン…複合リゾート「リスボエタ」内

 10月23日、マカオ・コタイ地区にあるテーマパーク型複合リゾート「リスボエタ(澳門葡京人)」に複数の新施設がオープンした。

 今回新オープンしたのはカフェ、ショッピングモール、リテールショップ、ギフトショップ。中でも、現地ではマカオの伝説のカジノ王の名を冠したカフェ「スタンレーズカフェ(燊哥冰室)」に注目が集まっている。

 同店は冰室(ビンサッ)と呼ばれる伝統的な香港・マカオスタイルの喫茶店を再現し、1960〜70年代をイメージした内装の中で、昔懐かしいメニューの数々を味わうことができる。

スタンレーズカフェ内観イメージ(写真:Lisboeta Macau)

 オープンを記念し、今年11月30日まで卵白、乾燥貝柱、蟹肉フレーク入りのチャーハン「スタンレーフライドライス」、ピーナッツバターとコンデンスミルクを絡めたフレンチトースト、カレー味のジャンボフィッシュボール、コーラまたはスプライトにそれぞれチョコレートアイス、バニラアイスを乗せたビンサッを代表するドリンクいずれかのシグネチャーメニュー4品セットを68マカオパタカ(日本円換算:約960円)で提供するとのこと。参考までに通常価格は258マカオパタカ(約3660円)という。(※サービス料として表示の価格に10%が付加される)
 
 同リゾートは今年(2021年)7月に一部のアトラクション、飲食店、夜市(ナイトマーケット)などが先行オープンしている。今後、ホテルなど段階的に施設の拡充が進む見通しだ。

スタンレーズシグネチャーセットのイメージ(写真:Lisboeta Macau)

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