マカオ、双子の赤ちゃんパンダを両親と一緒に初の一般公開へ=春節シーズン限定

昨年(2016年)6月26日、マカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンで飼育・展示されているつがい、オス「開開」=7歳とメス「心心」=9歳に双子のオスの赤ちゃん「健健」と「康康」が誕生し、マカオで飼育されているパンダの数が4頭となった。

マカオジャイアントパンダパビリオンを管轄するマカオ政府民政総署(IACM)は1月17日、旧正月(春節)前後の1月27日から2月12日までの休館日(2月6日)を除く毎日午後2時30分から午後4時30分にかけて、4頭のパンダファミリーが揃った状態で一般公開する予定であることを発表した。これまでにも健健と康康の限定的なお披露目機会はあったが、広く一般公開されるのは今回が初めてのケースとなる。

IACMによれば、健健と康康は生後およそ7カ月を迎え、体重も11.8kg、10.3kgにまで成長しており、名前の通り健康そのもの。兄の健健はいたずらっ子、弟の康康は愛嬌を振りまくタイプで、いずれも好奇心旺盛という。また、父の開開の体重は120kg、母の心心の体重は117kgで、メンタルも安定しているとのこと。

現在、マカオジャイアントパビリオンでは開開と心心を別々に展示している。ちなみに、入館料は10パタカ(約143円)で、世界で最も安価でパンダを見学できる施設のひとつとして人気を博している。

(>>その他の写真は「マカオ新聞」公式フェイスブックの記事参照)

左が康康、右が健健=マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

左が康康、右が健健=マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

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