賃貸住宅家賃3割増、域外労働者流入加速で

今年(2013年)も域外労働者の流入が加速しており、その数は8月末時点で昨年末から1万6千人余の増となる12.72万人にも達している。こうした動きが賃貸住宅の需要を刺激し、下半期に入って家賃の高騰に拍車がかかっているという。

10月24日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。地元の不動産仲介業者によると、需要に対して供給が少ないことから、標準的な価格の賃貸物件は情報掲出後最短1日で契約に至るという。賃貸物件の人気エリアはタイパと皇朝とのこと。不動産業界関係者は、現在の趨勢を考慮すると、今年の平均家賃上昇率は3割にも達すると指摘する。

タイパ島のマンション群(資料)―本紙撮影

タイパ島のマンション群(資料)―本紙撮影

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