ディーラーが仕事中にチップ盗む「金に困ってやった」=マカオ・コタイ地区のカジノ

マカオ司法警察局は1月15日、勤務先のカジノから仕事中に額面2万香港ドル(日本円換算:約31万円)のゲーミング(カジノ)チップを盗んだとして、ディーラー職の39歳の女を業務上横領の疑いで逮捕した。

司法警察局によると、1月13日にマカオ・コタイ地区のカジノからディーラーがゲーミングチップを盗んだ疑いがあるとの通報を受け、監視システムの分析した結果、1月4日午前11時頃にカジノテーブル上のチップ置き場から額面1万香港ドル(約15万5000円)のチップ2枚を盗んだ容疑者を特定。1月15日に容疑者が出勤した際に取り調べを行った結果、「金に困ってやった」と容疑を認める供述をしたという。

マカオのカジノ内には監視システムなどを含む高度な防犯対策が導入されており、従業員、利用客による不正行為は必ず発覚するといわれている。

カジノフロアの監視システムのイメージ(資料)=マカオ理工学院ゲーミングティーチング&リサーチセンターの模擬カジノ施設にて—本紙撮影

カジノフロアの監視システムのイメージ(資料)=マカオ理工学院ゲーミングティーチング&リサーチセンターの模擬カジノ施設にて—本紙撮影

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