マカオ、市中陽性者が68人増…前日から減少に転じる、6/18以来の累計852人に=オミクロンBA.5.1

(2022/07/04 09:46 配信)

社会・政治

 人口約68万人のマカオでは、約8ヶ月にわたって新型コロナの市中感染確認例ゼロを維持していたが、6月18日深夜以降、陽性者の出現が続いている。(以下、「6・18アウトブレイク」と表記)

 6・18アウトブレイクは、感染力が非常に強いオミクロン変異株派生型の「BA.5.1」が市中へ流入(感染源不明)し、急速に伝播が拡大したものとされ、1平方キロメートルあたりの人口密度が2万人超と極めて高いマカオにとって、大きな脅威となっている。

 マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センターは7月4日朝、6・18アウトブレイクに関する最新情報を発表した。

 4日午前0時までの直近24時間にPCR検査を経て陽性が確定した人の数(市中感染事例に限る)は68人(一般市中47人、隔離対象21人)で、6月18日以降の累計は852人に。新規感染者数は前日から22人減だったものの、一般市中で発見に至るケースが多い状況に変わりはなく、依然として市中に伝播チェーンが残っている状況が伺える。

 4日午前8時までに隔離の対象とされた人の数は1万1915人に上った。内訳は、陽性者のほか、核心濃厚接触者が2021人、非核心濃厚接触者(陽性者と居合わせた)が7371人、二次濃厚接触者が639人、一般接触者が332人、付き添い人が700人。

 マカオでは6月19日以降、全市民を対象とした義務的なPCR検査及び迅速抗原検査、さらには一部重点区域、重点人群に対象を絞った追加のPCR検査によるスクリーニングが高頻度で実施され、いずれも多くの陽性者の発見に至った。直近では、7月4日から9日までの6日間にわたって3回の全市民PCR検査が実施されている。

 このほか、陽性者が出現した場所(ビル及び店舗単位)に対する局地ロックダウンや各種人流抑制措置などが講じられており、市民はここまで2週間以上にわたって不便な生活を余儀なくされている。中国広東省でもマカオからの入境者に対する水際措置が大幅に引き上げられ、両地間の相互往来が困難な状況となっている。なお、政府部門の公共サービス窓口及び銀行については、4日から約2週間ぶりに一部再開となる。

マカオで実施された全市民対象PCR検査会場の様子(写真:GCS)

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