マカオの1-2月累計カジノ税収約1969億円 対前年5.4%増=歳入の83%占める

マカオ政府財政局が4月6日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜2月累計の歳入は前年同月から5.3%増の169億6060万パタカ(日本円換算:約2360億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は18.7%だった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は5.4%増の141億4430万パタカ(約1969億円)で、予算執行率は19.7%。歳入に占めるゲーミング税の割合は83.2%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年3月まで8ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

一方、歳出は29.8%減の51億8080万パタカ(約721億円)で、予算執行率は6.1%にとどまった。

歳出の大幅減の理由は、昨年同時期には社会保障基金への22.5億パタカ(約313億円)の拠出があったため。

財政収支は34.9%増の117億7980万パタカ(約1639億円)で、予算執行率は211.6%に達した。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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