香港世論調査、日本人の好感度上昇…16ヶ国・地域中4位=韓国は11位、最下位は中国本土

香港大学が香港市民を対象に今月実施した香港を含む世界16ヶ国・地域を対象とした好感度調査で、日本人に対する好感度が前回調査(2016年11月実施)から7ポイント上昇の53%となり、4位に入った。

この調査における好感度の定義は、好感を持つと回答した人の割合から、反感を持つと回答した人の割合を引き算したもの。調査対象となった16ヶ国・地域の好感度順位は下記の通り。(国・地域/好感度/前回調査との差)

1位 台湾/61%/+5pt
2位 カナダ/58%/+9pt
3位 シンガポール/53%/-1pt
4位 日本/53%/+7pt
5位 マカオ/48%/0
5位 オーストラリア/48%/+3pt
7位 英国/47%/+5pt
8位 ドイツ/45%/+6pt
9位 タイ/41%/+7pt
10位 マレーシア/35%/+12pt
11位 韓国/33%/-6pt
12位 香港/28%/0
13位 フランス/27%/+8pt
13位 米国/27%/0
15位 ロシア/20%/+26pt
16位 中国本土/1%/-7pt

なお、同時に実施された同じ16ヶ国・地域の政府を対象とした好感度調査では、日本の好感度は前回調査からは8ポイント改善したものの-13%となり、1ランク上昇の14位にとどまった。

政府を対象とした好感度調査のトップはカナダの52%、最下位はいずれも-16%の米国とロシア。韓国は前回から34ポイントの大幅下落となる-7%で11位、中国本土は2ポイント下落の-8%で12位。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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