長い歴史を持ち、世界的な知名度と人気を誇るモーターレースの祭典、マカオグランプリ。今年（2017年）の「サンシティグループ第64回マカオグランプリ」の開幕がいよいよ来週、11月16日に迫っている。

マカオの空の玄関口となるマカオ国際空港でも、グランプリムードを盛り上げようと、空港運営会社のCAM、マカオ政府旅遊局、マカオグランプリ組織委員会が協力し、6日から20日までターミナルビル内の非制限エリアにレーシングカーとバイクを展示する特設コーナーを設けた。

今回展示されるマシンのうち、レーシングカーは2011年大会のフォーミュラ3（F3）マカオグランプリで優勝を飾ったスペイン出身のダニエル・フンカデラ選手、バイクは2003年大会のモーターサイクルグランプリで優勝したマイケル・ルター選手がそれぞれ乗っていた実車とのこと。

サンシティグループ第64回マカオグランプリは11月16日から19日まで、市街地の公道を使用した全長6.2kmの「ギア・サーキット」を舞台にF3マカオグランプリ、GTワールドカップ、モーターサイクルグランプリなど6種のレースが開催される。

マカオ国際空港出発フロアに設置されたダニエル・フンカデラ選手の優勝マシン（写真：CAM）