比ファストフード「ジョリビー」マカオ1号店正式開業

ファストフードチェーン「ジョリビー(Jollibee)」を展開するフィリピンのジョリビーフーズ社は9月28日、マカオ1号店のグランドオープニングセレモニーを開催した。

マカオ1号店はマカオ半島旧市街地の観光地巡りの中心となる世界遺産セナド広場に近い目抜き通りの新馬路に面して建つ商業ビル「永光廣場」の2階に位置する。

マカオでも、サクサクした食感の「チキンジョイ」、甘いソースが特徴の「ジョリースパゲティー」をはじめ、「ヤム!バーガー」や「ピーチマンゴパイ」といった本場フィリピンで人気のメニューを揃える。

同社のエルネスト・タンマンティオンCEOはスピーチの中で、マカオに暮らす4万人以上のフィリピン人に故郷の味を提供できるほか、世界で愛される味と親しみやすいサービスを通じて多様な食文化を擁するマカオの市民にも相当の支持いただけるだろうと期待を述べた。

タンマンティオン氏によれば、マカオ1号店開設に関する投資額は130万米ドル(日本円換算:約1億4780万円)で、2〜3年で回収できる見込みとのこと。マカオは年間3000万人以上のインバウンド旅客を数えるアジア有数の観光都市であり、将来性も有望な市場とし、今後5年間で香港及びマカオ合計で約50店舗を開設する計画があるという。

ジョリビーマカオ1号店グランドオープニングセレモニーの様子=2018年9月28日(Jollibee Foods Corporation)

ジョリビーマカオ1号店グランドオープニングセレモニーの様子=2018年9月28日(Jollibee Foods Corporation)


ジョリビーマカオ1号店グランドオープニングセレモニーの様子=2018年9月28日(Jollibee Foods Corporation)

ジョリビーマカオ1号店グランドオープニングセレモニーの様子=2018年9月28日(Jollibee Foods Corporation)

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