マカオ政府統計調査局は7月8日、今年（2019年）3〜5月期の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は268.3で、前回調査（2月〜4月期）から0.9%上昇。エリア別ではマカオ半島が1.1%上昇の270.9、タイパ島・コロアン島が0.2%上昇の257.5。

現住物件（中古）の価格指数は0.9%上昇の288.7。エリア別にみると、マカオ半島が1.3%上昇の284.0、タイパ・コロアン島が0.4%下落の308.8。築年数別では、6〜10年と11〜20年が2.7%、1.6%のそれぞれ上昇だった一方、5年以下は0.1%の下落。未完成物件（プレビルド）については0.5%上昇の277.7。

前年同時期との比較では、総体住宅価格指数、中古、プレビルドともそれぞれ1.2%の増だった。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影