輸出減少も輸入は伸び継続―2月対外商品貿易統計

マカオ政府統計調査局は28日、今年(2013)年2月の対外商品輸出入統計を発表。輸出は前年比12%減の5.8億パタカ、輸入は同3%増の58.3億パタカとなった。2月の貿易赤字は52.6億パタカとなった。

今年1~2月の合計は輸出が前年同期比24%増の15.8億パタカ、輸入は同17%増の130.2億パタカ。貿易赤字は114.4億パタカ。

1〜2月の輸出先のうち、香港が9.8億パタカ、中国本土が2.0億パタカでそれぞれ前年同期比48%、23%増だった一方、米国が7,394万パタカ、欧州連合(EU)が4,573万パタカで同9%、18%の減少となった。

1〜2月の輸入元については中国本土の41.5億パタカ、EUの34.2億パタカで、それぞれ前年比22%、25%増。品目ではコンシューマーグッズが84.2億パタカで23%増となり、そのうちフード及び飲料が12%増の16.6億パタカ、ゴールド製ネックレスが93%増の15.4億パタカ、腕時計が31%増の9.7億パタカで、小型乗用車及びオートバイが34%増の5.5億パタカ。

1〜2月の対外商品貿易総額は146.1億パタカに達し、前年同期の124.3億パタカから17%の増となった。

なお、1〜2月の商品輸入総額に占める日本の割合は約5%で、中国本土(32%)、香港(12%)、フランス(10%)、イタリア(9%)、スイス(8%)に次ぐ。

コンシューマーグッズの大半を輸入に頼る(写真はイメージ)―本紙撮影

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