マカオ、単日のインバウンド旅客数が3万人回復…約1ヶ月半ぶり

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が2月26日に発出したプレスリリースによれば、同月25日のインバウンド旅客数が3万3208人(延べ、以下同)に上ったとのこと。

 単日のインバウンド旅客数が3万人台を回復するのは、1月13日(3万0739人)以来、約1ヶ月半ぶりとなる。

 過去1週間(2月18日〜24日)累計のインバウンド旅客数は17万1288人、1日平均2万4470人で、1月の1日平均(2万2401人)を9.2%上回った。

 すでにマカオと中国本土との間では条件付きで隔離検疫免除での相互往来が可能となっており、インバウンド旅客の大半は中国本土から。ただし、1月中旬にマカオと隣接する広東省の珠海市及びその北に位置する中山市で新型コロナ(オミクロン変異株)市中感染例が出現したことを受け、状況が落ち着くまでの間に水際措置が強化され、一時的にインバウンド旅客数が落ち込んでいた。

多くのインバウンド旅客で賑わうマカオの観光名所・タイパヴィレッジ=2022年2月25日(写真:MGTO)

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