新規ホテル建設40軒、提供客室数2万4千室—13年第3季

マカオ政府土地工務運輸局は11月10日、今年(2013年)第3四半期時点で建設中のホテルプロジェクトが13、認可待ちのプロジェクトが27あり、これら40軒の合計提供客室数が2万4千室分に上るとの最新統計結果を発表した。

2013年第3四半期時点で着工済みのホテルは13プロジェクトあり、内訳はマカオ半島が8軒で937室、コタイ地区が4軒で6,842室分。

認可待ちホテル27軒の内訳はマカオ半島19軒3,280室、タイパ島2軒499室、コタイ地区4軒11,099室、コロアン島2軒620室で、計15,400室分。

2013年3月末時点で営業中のホテル客室数合計が約2万8千室であることから、今年第3四半期に建設中、認可待ちのホテル客室数2万4千室を加えると現状のほぼ2倍になる見通し。今後、供給増に伴うホテル間の顧客獲得競争が熾烈になると予想されるが、一方で珠江西岸地域における高速鉄道網の拡充、港澳珠大橋の開通、マカオ国際空港の拡張、イミグレーションの24時間化といった交通及び通関インフラの拡充に伴う旅客増も期待されている。

コタイ地区を中心に大規模工事が展開(資料)―本紙撮影

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