マカオの統合型リゾート（IR）運営会社MGMチャイナホールディングス（以下、MGM）と国際スポーツプロモーション・マーケティング大手のIMGは11月4日、マカオ・コタイ地区にあるIR、MGMコタイで会見を開き、両社が共同主催する「2024 MGMマカオテニスマスターズ」の開催概要を発表した。

　同大会の開催は2年連続2回目。今回はマカオ最大の屋内スポーツ施設である東亜運動会体育館（通称：マカオドーム）でクリスマスイブ（12月24日）とクリスマス（同25日）の2日間にわたって開催予定。アジアで初めてという男女混合チームの新フォーマットで実施され、6人のエリートプレーヤーが2チームに分かれ、それぞれ殿堂入りを果たしているテニス界のレジェンド、中国の李娜（リー・ナ）さんと米国のマイケル・チャンさんがキャプテンを務めるという。

　今大会に参加が決まっている選手は、ATP（男子プロテニス協会）からノルウェーのキャスパー・ルード選手、イタリアのロレンツォ・ムゼッティ選手、ロシアのアンドレイ・ルブレフ選手、WTA（女子テニス協会）から中国の王欣瑜（ワン・シンユ）選手、チェコのカロリーナ・ムチョバ選手。

　試合については、3セットマッチを採用し、最終セットは10ポイント以上を取り、2ポイントリードしていれば勝利となるシュートアウトで決定。初日は混合ダブルス1試合と男子シングルス2試合、2日目は女子シングルス1試合と男子シングルス2試合と表彰式を行う予定とした。試合開始は両日とも現地時間午後1時。

　観戦チケットは11月4日からMGMの公式ウェブサイト（https://www.mgm.mo/）等で発売され、価格は1日券が180〜580パタカ（日本円換算：約3420〜1万1030円）、2日通し券が250〜1000パタカ（約4750〜1万9020円）とのこと。イベントの詳細はMGMによる特設サイト（https://www.mgmmacautennis.com）で確認することができる。