マカオオーケストラが東京開催「情熱の日」音楽祭に参加=5月

マカオオーケストラが今年5月3日から5日まで東京で開催されるクラシック音楽の祭典、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016に参加する。

音楽祭の公式HPを参照すると、マカオオーケストラは5月3日、4日の2日間に渡ってロシア・サンクトペテルブルク出身のヴァイオリニスト、ドミトリ・マフチンさんやソプラノ歌手、浜田理恵さんとのコラボレーションなどを含む4回の公演を予定している。いずれも会場は東京国際フォーラム・ホールC。

マカオの政府系放送局TDMが4月2日夕方のラジオニュースで報じた内容によると、マカオオーケストラ広報・マーケティング部の汪加マネジャーは同日午後、マカオの世界遺産、ドン・ペドロ5世劇場で公演を行った際に同局の取材に応じた際、日本を訪問するにあたり、現地の大学との交流も行う予定で、マカオの歴史や文化をPRするとコメント。

マカオオーケストラは1983年に創立されたマカオ政府文化局直属のプロオーケストラ団体。音楽監督・首席指揮者は呂嘉(ルー・ジア)氏(2008年〜)。現在、10を超える国と地域出身の約60人の奏者が所属する。年間公演回数は70回以上。日本人を含む世界的著名指揮者や奏者とのコラボレーション公演や中国各都市及び海外における公演実績も豊富。今月(4月)29日にはマカオで開催予定の公演では、ヴァイオリニスト、庄司紗矢香さんと共演する。

マカオオーケストラ(写真:ICM)

マカオオーケストラ(写真:ICM)

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