マカオ当局、新規タクシー営業ライセンス100台分を新規発行へ…車両はEVのみの条件付き

マカオ政府交通事務局(DSAT)は2月7日、政府が公開入札方式で新たに発行する100台分のタクシー営業ライセンスに関する記者発表会を開催した。

今回のライセンスの期限8年間で、延長や譲渡ができないほか、車両については必ずEV(電気自動車)を導入し、充電施設を自前で用意することなどが条件とされた。入札開始価格は20万パタカ(日本円換算:約272万円)から。

DSATによれば、現在、政府が運営する公共駐車場に119台の充電スペースがあり、電力会社へ充電カードの発行を申請することで、無料で利用することができるという。ただし、政府として将来的に課金制とする可能性もあるとした。

DSATが開催した新規タクシー営業ライセンスの公開入札に関する記者発表会=2018年2月7日(写真:DSAT)

DSATが開催した新規タクシー営業ライセンスの公開入札に関する記者発表会=2018年2月7日(写真:DSAT)

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