マカオ国際空港、2019年の旅客数目標870万人に…開港以来最多の前年から5%増

マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の昨年(2018年)の年間旅客数が対前年15%増の826万人(延べ、以下同)を記録。このうち中国本土旅客が34%と顕著な増となった。

年間旅客数が前年を上回るのは2012年以来7年連続、開港以来最多記録の更新は2015年から4年連続。

その他の主要指標についても発着回数が12%増の6万5000回超、貨物取扱量が11%増の4万1500トン、プライベートジェット発着回数が6.4%増の3270回、空港全体の売上高が11%増の54.9億マカオパタカ(日本円換算:743億円)など好調だった。

昨年末時点の乗り入れ航空会社数は27、乗り入れ都市数は51で、同年の新規乗り入れ航空会社数は6、乗り入れ都市は10。ネットワークの拡充も進んだ。

マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMは1月22日、同月18日に開催した2018年事業総括及び2019年ワークプランミーティングの内容を明らかにした。同社発表のプレスリリースによれば、昨年、港珠澳大橋が開通したことで、粤港澳大湾区(広東省・香港・マカオ・グレーターベイエリア)各地との相互アクセス向上、物流ネットワークの強化が図られたとし、これがマカオ国際空港にとってチャンスとチャレンジをもたらすとし、今年の年間旅客数を対前年5%増の870万人、航空機発着回数を6%増の6万9000回、貨物取扱量を3%増の4万2750トン、プライベートジェット発着回数を5%増の3438回とする目標を発表したとのこと。

また、今年第1四半期にも旅客ターミナルビル南側拡張部の設計に着手するほか、保安設備の改善、インタウンチェックインカウンター導入計画の加速化など、安全性と利用者の利便性向上につながる取り組みを推進するとした。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年3月31日からは福岡線が週4便に、7月1日からは成田線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。

マカオ国際空港運営会社CAMが1月18日に開催した2018年事業総括及び2019年ワークプランミーティングの様子(写真:CAM)

マカオ国際空港運営会社CAMが1月18日に開催した2018年事業総括及び2019年ワークプランミーティングの様子(写真:CAM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は4月21日、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ域内の各所でキッ…
  2.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで7日間にわたって開催された「ITTF(国際卓球連盟…
  3.  マカオでは、ひと頃に比べて状況は落ち着いたものの、依然として悪質タクシーが暗躍しており、市民や観…
  4.  マカオ治安警察局の発表によれば、4月19日から同日からポルトガルとシンガポールのパスポート保有者…
  5.  マカオ司法警察局は4月19日、同月17日にマカオの公共の場所でフィリピン人とみられる男らが集まっ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun