マカオの19年第1四半期のMICE開催件数377件…前年同時期から49件増、コンベンションが牽引

マカオ政府統計調査局は5月27日、今年第1四半期(2019年1〜3月期)にマカオで開催されたMICE(会議・研修、インセンティブ活動、国際・学術会議、エキジビション)に関する統計を公表。

今年第1四半期のMICE開催件数は前年の同じ時期から49件増の377件、参加・入場人数は19.9%増の33.3万人(延べ、以下同)だった。

コンベンション(会議)の開催件数は48件増の362件、参加者数は18.1%増の8.4万人。催行時間4時間以上のイベントが263件あり、参加者数は13.3%増の7.4万人に達した。会議全体の平均開催期間は前年同時期から変わらずの1.5日、使用会場総面積は52.4%縮小の28.0万平米。

エキジビションは前年同時期と同数の10件、入場者数は22.1%増の23.5万人。このうち民間主催のものが1件減の9件あり、入場者数は17.3%増の22.6万人。エキジビション全体の平均開催期間は前年同時期から変わらずの3.6日、使用会場総面積は31.8%拡大の3.1万平米。

インセンティブ活動は1件増の5件、参加者数2.9%減の1.3万人、平均活動時間は0.3日延びて2.9日に。

今年第1四半期に開催された10件のエキジビション主催者提供資料によれば、売上合計は942万マカオパタカ(日本円換算:約1億2810万円)、経費合計は3410万マカオパタカ(約4億6373万円)。民間主催の9件に限った売上は19.0%増の871万マカオパタカ(約1億1845万円)で、このうちブース出展者からの賃料が82.5%、政府及びその他機関による補助金が17.5%を占めた。経費は776万マカオパタカ(約1億0552万円)で、広報宣伝費が33.0%、設営費が31.2%を占めた。利益は94万マカオパタカ(約1278万円)で、そこから補助金を引くと58万マカオパタカ(約789万円)の赤字となるが、赤字幅は前年から74.0%縮小した。

今年第1四半期のエキジビション出展社数は975で、地元マカオからが41.8%を占めた。エキジビションを訪れたプロフェッショナルバイヤーの数は3975人で、中国本土からが43.9%、マカオからが40.4%。出展者558人から回答を得たアンケート調査結果によれば、売上の92.9%が商品販売によるもので、支出の59.1%がブース賃料を占めたという。

近年、マカオでは規模、設備ともに充実したMICEファシリティーを擁する大型カジノIR(統合型リゾート)の新規オープンが相次いでいる。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

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