マカオ、中仏合同製作の大型ロボット「龍馬精神」のパレード開催=11月23、25日にタイパ島とコタイ地区で

 高さ12メートル、長さ18メートル、横幅5メートル、重さ47トンという大型ロボット「龍馬精神」が11月22日にマカオでお披露目され、23日と25日にはパレードが行われる。

 龍馬精神は中国とフランスのチームが合同製作したもの。特殊な木材を使って形成され、心臓にあたるエンジンは熱電ハイブリッドを採用している。パーツが多く、構造も複雑で、動かす際には15人で操作する必要があるとのこと。規模、重量、芸術性、創造性、工芸、技術といった分野で世界をリードする存在という。走る、跳ぶ、屈む、後退するといった動作のほか、目や耳、尾も稼働し、口から火や霧を吹くこともできるという。名称の龍馬精神は、マカオでおめでたい時によく使われる四字熟語のひとつで、龍や馬のようにエネルギーが満ち溢れる様子を表す。

 龍馬精神のお披露目は11月22日。タイパ島の柯維納馬路にある観光バス駐車場で午後5時に除幕式、5時30分に目入れ式を行った後、午後10時まで一般公開される。また、パレードは2回行われる予定。第1回は23日午後3時にタイパ島の柯維納馬路にある観光バス駐車場をスタートし、廣東大馬路を通ってタイパ中央公園に至るコース。終点に到着後、午後10時まで展示される。第2回は24日午後5時30分にコタイ地区のサンズコタイセントラル横にある空き地からスタートし、路氹連貫公路を経由して順榮大馬路に至るコース。なお、パレードに伴い、周辺道路で交通規制が敷かれる予定となっている。

大型ロボット「龍馬精神」(写真:IAM)

大型ロボット「龍馬精神」(写真:IAM)

関連記事

最近の記事

  1.  中国本土の一部の大学にはマカオの高中(日本の高校に相当)から進学を希望する生徒のための「マカオ保…
  2.  マカオ政府体育局が中国の国家体育総局体育科学研究所の技術支援を受けて実施する「2025年マカオ市…
  3.  マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は1月13日、粤通船務社がマカオ・タイパフェリーターミナルと…
  4.  マカオ政府は1月13日、インフルエンザの流行がピーク期を迎えたことを受け、関係部門による合同会見…
  5.  マカオ司法警察局とマカオ税関当局は1月13日、同月12日にマカオ外港フェリーターミナルで麻薬密輸…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年1月号
(vol.139)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun