マカオの公共路線バス40路線、クリスマスイブに終発繰り下げへ

 マカオ政府交通事務局(DSAT)は12月19日、クリスマスイブの深夜にかけて多くの市民や観光客の外出が見込まれるため、公共路線バスの終発時刻の繰り下げや深夜バスの一部で運転区間の延長を行うと発表。

 同局によれば、公共路線バス40路線で、最終バスの始発バス停の出発時刻を25日午前1時に繰り下げるほか、終夜運転している深夜バスのうち、N3系統については、25日運行分の車両を大型化した上、コロアンビレッジから先、ハクサビーチまで運転区間を延長するとのこと。対象となる路線の詳細等は、マカオ政府交通事務局(DSAT)公式ウェブサイト内のバス情報ページ(http://www.dsat.gov.mo/bus)で確認することができる。

 マカオでは12月24日のクリスマスイブと25日のクリスマスがパブリックホリデーとなっている。

 マカオの面積は東京の山手線の内側のおよそ半分にあたる約32平方キロ、人口は約67万人という小さな地域だが、年間インバウンド旅客数はおよそ3580万人という規模。公共バスの路線数は深夜バスも含めて85あり、網の目のような路線ネットワークが形成されている。

マカオ半島北部にある關閘バスターミナルのイメージ(写真:DSAT)

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