出入境スタンプ省略へ―港澳通行証保有者

マカオ特別行政区政府治安警察局は15日、2013年4月17日から中華人民共和国往来港澳通行証保有者に対し、マカオ出入境の際のスタンプを省略すると発表。プリンタで印字されたアライバルカードの発給で代用する。パスポート保有者についてはこれまでと変わらない。

このアライバルカードについては、現在マカオへ入境する香港永久居民に発給しているものと同様。表面に指名及び身分証番号、入境日、滞在期限、偽造防止マークが掲載される。アライバルカードの発給を受けて入境する旅客はマカオ滞在中、カードを携行する必要がある。なお、紛失した場合、各出入境窓口及びタイパ島北安のイミグレーションビルにて無料で再発行手続きが可能という。

警察当局によると、今回の措置に踏み切った理由は、出入境事務における効率化としており、通関時間短縮につなげたい意向があるという。

アライバルカード(表面)のサンプル (c) 治安警察局
アライバルカード(表面)のサンプル (c) 治安警察局

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府地球物理気象局(SMG)は5月3日、今年(2024年)4月の天気レビューを発表。 …
  2.  国際展示会大手のリード・エグジビションズ(RX)は5月3日にマカオで会見を開き、今年(2024年…
  3.  マカオ政府財政局(DSF)が5月2日に公表した最新統計によれば、今年(2024年)4月前半の住宅…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオ司法警察局は5月2日、マカオのカジノで偽造ゲーミングチップを行使したクロスボーダー犯罪グル…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun