香港、3/31の新型コロナ新規感染確認数6人…市中感染は3日連続で1人

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、3月31日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から1人減の6人だった。このうち5人が海外からの入境者で、輸入性のもの。市中感染は3日連続で1人だったが、感染経路不明とのこと。

 感染経路不明の患者は不動産管理会社で事務職として働く25歳の男性。感染確認される日まで勤務していたといい、同僚10人が強制検疫の対象とされた。

 また、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)が約10人以上で、大部分が輸入性だが市中感染のうち2人が感染経路不明という。2人の職業は内装工とホテルのレストランスタッフ。

 ここまでの香港における累計感染確認数は1万1468人、退院者数は1万1094人、死者数は205人。 

 香港では第4波下、流行状況が落ち着いた状況でホリデーシーズンを迎えた後にリバウンドが繰り返し発生している。まもなくイースターホリデーを迎えることから、再びリバウンドするか、終息に向かうかに注目が集まっている。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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