マカオのIR「グランドリスボアパレス」がオープニングセレモニー開催…投資額約5500億円

マカオ・コタイ地区でSJMリゾーツ社が開発が進めてきた新IR施設(統合型リゾート)グランドリスボアパレス(澳門上葡京綜合度假村)が7月30日正午(現地時間)に部分開業。同社幹部らの立会いの下、伝統的なオープニングセレモニーが開催された。

同社によれば、同IRへの累計投資額は約390億香港ドル(日本円換算:約5500億円)に上るとのこと。

同IRでは、マカオで数百年にわたって続く中国と西洋の文化の見事な融合を体現することをコンセプトとして掲げている。

今回部分開業するのは、リゾート名を冠した旗艦ホテル「グランドリスボアパレスホテル」(1350室)の一部、複数の料飲施設、ウェルネス・レジャー施設の一部、イベントベニューなど。

このほか、世界初となるカール・ラガーフェルド氏設計のホテル、アジア初のヴェルサーチェデザインのホテル、ショッピングアーケード、レジャー施設などについても、年内に順次オープン予定とした。

グランドリスボアパレスのオープニングセレモニーの様子=2021年7月30日(写真:SJM Resorts)

イベントベニューとして利用できるグランドリスボアパレスの庭園(写真:SJM Resorts)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)グランドリスボアパレスを運営するSJMリゾーツ社(…
  2.  マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は…
  3.  マカオ政府文化局(ICM)は7月2日、「アートマカオ:マカオ国際アートビエンナーレ2025」の開…
  4.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業サンズチャイナリミテッドとマカオバドミントン連盟は7月2日…
  5.  澳門海關(マカオ税関)は7月1日、違法な運搬活動(いわゆる運び屋行為)の趨勢に関する情報収集・分…

ピックアップ記事

  1.  今年(2025年)に入って以降、マカオ政府が新交通システム「マカオLRT」の新路線計画を相次いで…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月29日、国際旅客誘致策の一環として昨年(2024年)実施した香…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府は6月9日午後5時からマカオ政府本部ビルで特別会見を行い、SJMリゾーツ社、メルコリゾ…
  5.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…

イベントカレンダー

7月 2025
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    
« 6月   8月 »
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年7月号
(vol.145)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun