マカオ気象台が2022年の台風接近数を5〜8個と予測…平年並みからやや多め

 マカオで自然災害といえば台風を指すことが一般的だ。2017年と2018年に超大型台風の襲来を受け、人的、物的に大きな被害が発生し、防災対策が強化されるきっかけとなった。

 マカオ地球物理気象局(気象台)では、毎年恒例で世界気象デーにあたる3月23日前後に当年のマカオに影響を与える台風の接近数と雨季(4〜9月)の気温及び降雨量予測を発表している。

 同局が3月18日の記者会見で発表した2022年の予測によれば、今年(2022年)のマカオへ影響を与える台風の接近数は平年並みからやや多めの5〜8個、最初に影響を与える台風の襲来時期を6月中旬あるいは以前とのこと。雨季の降雨量予測については平年並みからやや多めで、いわゆるゲリラ豪雨の発生機会もあり、気温は平年並みからやや高めとした。

マカオ政府地球物理気象局(資料)=タイパ島大潭山にて本紙撮影

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