マカオカジノIR運営ウィンマカオが2023年1Q業績発表…回復顕著

 マカオでウィンマカオ(マカオ半島新口岸地区)及びウィンパレス(コタイ地区)の両カジノIR(統合型リゾート)施設を運営するウィンマカオ社は5月10日、今年第1四半期(2023年1〜3月)の監査前業績を発表。

 営業収入は前年同期比101%増の約6億米ドル(日本円換算:約804億円)。前年同時期は約7760万米ドル(約104億円)のマイナスだった営業利益は4730.4万米ドル(約63億円)のプラスに転換。損失は前年同期から約1.88億米ドル(約252億円)から4978.3万米ドル(約67億円)まで縮小した。

 業績報告の中で、コロナ禍の3年以来で最も力強い業績を挙げたとし、マカオのインバウンド旅客数と需要が大幅回復しており、特にマスゲーミング(いわゆる平場のカジノ)とリテール部門で顕著とのこと。同社としてマカオの次の成長フェーズに向けた準備を着々と進めているとした。

ウィンマカオ社の旗艦IR施設「ウィンパレス」正面外観(資料)=マカオ・コタイ地区にて本紙撮影

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