マカオ、仏誕節含む三連休のインバウンド旅客数は26.4万人

 マカオ及び香港では旧暦4月8日の仏誕節がパブリックホリデーとなっており、今年(2023年)は5月26日(金曜)にあたることから、週末と合わせて三連休に。

 マカオ治安警察局が5月29日午前に公表した資料によれば、仏誕節含む三連休(5月26〜28日)累計のインバウンド旅客数は26.4万人超(延べ、以下同)だったとのこと。イミグレーション施設別では、關閘(ボーダーゲート)経由が約9.6万人、港珠澳大橋経由が約8.1万人で大半を占めたという。単日でみると、初日が約9.1万人、二日目が約9.5万人、三日目が約7.8万人。

香港とマカオ、珠海を結ぶ「港珠澳大橋」のイメージ(資料)=2019年10月本紙撮影

 マカオ政府旅遊局のマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長は5月28日、三連休の初日と二日目の単日インバウンド旅客数が9万人超となったが、初日について旅客ソース別で香港がトップだったことを明らかにした。目下、平日の単日平均インバウンド旅客数は約6万人で推移しており、インバウンド旅客の回復ペースは理想的で、すでに総数はコロナ前の5割を上回る状況だが、今後は外国からの集客に力を入れていくとの考えを示した。

 マカオでは今年に入って以降、水際措置の大幅緩和を受けてマカオのインバウンド旅客数は急回復している。すでに4月終了時点で前年通期の実績を上回った。旅客ソース別では香港からの旅客の回復が顕著。

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