マカオ当局、台風で破損したカトリック題材の道路記念碑の修復進める

 マカオ市政署(IAM)は7月17日、先の台風(註:7月16〜17日かけてマカオに接近した台風4号ではない)による影響で破損したコロアン島・石排灣圓形地(ラウンドアバウト)のカトリックを題材にした像やレリーフから成る道路記念碑群について、修復作業を進めていることを明らかにした。

 修復にあたり、IAMとカトリックマカオ教区と緊密にコミュニケーションを取った上、彫刻の修復経験及び技術を有する外注先が実作業を担当しているとのこと。

 近日、石排灣圓形地では公共建設局がマカオLRT(新交通システム)石排灣線の建設工事を展開していることから、IAMでは教会の指導の下、記念碑群を工房に移動させた上で修復作業を行っており、工事が終わり次第、再びカトリックマカオ教区の意見をヒアリングした上、再設置する予定とした。

マカオ市政署が修復を進めるカトリックを題材にした道路記念碑群の一部(写真:IAM)

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