マカオ、重陽節含む三連休のインバウンド旅客数は約30.1万人

 マカオ及びマカオにとって中国本土に次ぐ旅客ソースとなる香港では旧暦9月9日の重陽節がパブリックホリデーとなっており、今年(2023年)は10月23日(月曜)にあたることから、週末と合わせて三連休に。

 マカオ治安警察局が10月24日未明に公表した暫定出入境統計資料によれば、重陽節を含む三連休(10月21〜23日)累計のインバウンド旅客数は30万1705人(延べ、以下同)だったとのこと。

重陽節含む三連休の土・日曜にかけて開催されたマカオ特別行政区政府本部の特別一般公開イベントは多くの市民や旅客で賑わった=2023年10月22日(写真:GCS)

 イミグレーション施設別では、關閘(中国本土との主要な陸路の玄関口)経由が10万2791人、港珠澳大橋(香港との主要な陸路の玄関口)経由が9万7670人で大半を占めた。

 単日でみると、21日が11万0468人、22日が10万7956人、23日が8万3281人。

 先の9月末から10月初頭にかけての中秋節・国慶節大型連休と遜色ない数字だった。

 マカオでは、今年に入って以降、アフターコロナでインバウンド旅客数が急回復しており、その勢いを持続している。

香港とマカオ、珠海を結ぶ「港珠澳大橋」のイメージ(資料)=2019年10月本紙撮影

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