マカオ、2025年上半期の旅客1人あたり平均消費額は約3.6万円…前年比12.8%減
- 2025/8/10 15:29
- ツーリズム
マカオ政府統計・センサス局は8月8日、今年第2四半期(2025年4〜6月)及び上半期(1〜6月)の旅客消費調査(ギャンブル消費を除く)結果を公表。
今年第2四半期の旅客総消費額は前年同時期から4.6%増の182.5億パタカ(日本円換算:約3335億円)。内訳は宿泊を伴う旅客が4.4%増の146.4億パタカ(約2676億円)、日帰り旅客が5.5%増の36.1億パタカ(約660億円)。
旅客1人あたりの平均消費額は12.3%減の1950パタカ(約3万5640円)。内訳は宿泊を伴う旅客が2.1%減の3663パタカ(約6万6950円)、日帰り旅客が19.3%減の673パタカ(約1万2300円)。
消費モデル別では、旅客消費全体の41.5%をショッピングが占め、以下は宿泊の24.9%、飲食の22.5%と続いた。飲食の割合は前年から拡大、ショッピングは縮小。
主な旅客ソース別の1人あたりの平均消費額については、中国本土が2203パタカ(約4万0260円)、香港が1000パタカ(約1万8280円)、台湾が2031パタカ(約3万7120円)で、それぞれ15.0%、9.1%、5.1%減。中華圏以外の国際旅客については、北東アジアの韓国が1.5%減の2728パタカ(約4万9860円)、日本が18.5%増の2274パタカ(約4万1560円)、東南アジアはタイが8.8%減の2455パタカ(約4万4870円)だったが、シンガポールは3201パタカ(約5万8500円)、マレーシアは1799パタカ(約3万2880円)で、それぞれ22.0%、6.1%増に。マカオ渡航目的別の旅客1人あたり平均消費額では、ショー・催事観覧の4079パタカ(約7万4550円)とMICE参加の3322パタカ(約6万0710円)が高かった。
今年上半期の旅客総消費額は前年同時期から0.2%増の378.6億パタカ(約6919億円)。内訳は宿泊を伴う旅客が1.4%減の300.1億パタカ(約5485億円)、日帰り旅客が7.0%増の78.5億パタカ(約1435億円)。旅客1人あたりの平均消費額は12.8%減の1970パタカ(約3万6000円)。主な旅客ソース別の1人あたりの平均消費額については、中国本土が2253パタカ(約4万1180円)、香港が940パタカ(約1万7180円)、台湾が1940パタカ(約3万5460円)、中華圏以外の国際旅客が1885パタカ(約3万4450円)で、それぞれ14.4%、13.4%、7.4%、16.9%減。マカオ渡航目的別の旅客1人あたり平均消費額では、MICE参加の4232パタカ(約7万7340円)とショー・催事観覧の4161パタカ(約7万6050円)が高かった。
























