マカオの住宅価格、Q4下落に転じるも通年2割上昇=14年

マカオ政府統計調査局は2月17日、昨年(2014年)の不動産統計を発表。不動産取引件数は前年比31.2%減の1万3230件(駐車場含む)、取引総額は12.9%減の836.9億パタカ(日本円換算:1兆2447億円)となった。住宅に限ると、36.7%減7625件で、取引総額は27%減の498億パタカ(約7407億円)。

一方、住宅取引価格の平米単価では、実用面積1平米あたり単価が22%上昇の9万9795パタカ(約148万円)となった。最も値上がり幅が大きかったエリアはタイパ島で、およそ3割上昇。ただし、第4四半期だけでみると、平米単価は5.2%下落の9万4788パタカ(約141万円)となっている。

新興高級住宅街として知られるマカオ・タイパ島中心部の高層マンション群(資料)—本紙撮影

新興高級住宅街として知られるマカオ・タイパ島中心部の高層マンション群(資料)—本紙撮影

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