正月三が日の出入境80万人予測―拱北・關閘ルート

今年、中国本土では元旦から3日間が休日に指定されている。三連休初日の元旦に拱北・關閘ルートを利用した出入境旅客数は約28万人にも上り、3日間合計で80万人もの利用が想定されている。広珠都市間鉄道(廣珠城際鐡路)の全通により、拱北・關閘ルートを利用する旅客の流れに変化も生じているようだ。

2日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。昨年大晦日の広珠都市間鉄道(廣珠城際鐡路)の全通にともない、拱北出入境ビルに隣接した「珠海駅」が開業。鉄道開業後、初めての大型連休初日となった元旦には28万人もの出入境旅客で賑わった拱北・關閘ルートだが、拱北からマカオへ向かう出境の人の流れに新たな動きが見られたという。広州南駅を出発した列車が珠海駅へ到着する度、およそ300から500人もの旅客が波状的に流入するというもの。イミグレーションでは人員を増やして対応し、混雑緩和を図ることができたという。

拱北イミグレーションでは、混雑状況を随時ホームページ等で発信しており、事前に混雑状況を確認することが可能だ。

【参考URL】
珠海出入境事務所公式HP(拱北イミグレーション通関情報詳細)

珠海・拱北イミグレーション(資料)―本紙撮影

珠海・拱北イミグレーション(資料)―本紙撮影

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