マカオ・媽祖文化村内の寺院で賽銭盗んだ中国本土出身の男1人逮捕

マカオ治安警察局は4月13日、同月12日にマカオ・コロアン島にある媽祖文化村内にある寺院で賽銭を盗んだとして中国本土出身の30代の男を逮捕したと発表。仲間とみられる男1人が逃走中で、警察が行方を追っている。

12日午後2時頃、媽祖文化村から賽銭泥棒の男を捕まえたと警察に通報があったとのこと。媽祖文化村の職員によれば、賽銭箱付近で不審な行動をする男2人を見かけたことから、事務所で監視カメラ映像を確認したところ、賽銭を盗むところが確認できたため、現場に戻って男らを追いかけ、1人を捕まえることができたが、もう1人は逃走して行方が分からなくなったという。

警察が身柄をの引き渡しを受けた男の所持品を調べたところ、マカオパタカ、香港ドル、人民元、ニュージーランドドルなど複数通貨のおよそ5000パタカ(日本円換算:約6万6000円)分の現金を発見。媽祖文化村の職員は警察に対し、賽銭箱の中に入っていた現金の総額が不明のため、正確な被害額を算定できないと説明しているとした。警察では、被疑者を加重窃盗罪で送検する方針。

マカオ・媽祖文化村の賽銭箱から盗まれた現金など(写真:マカオ治安警察局)

マカオ・媽祖文化村の賽銭箱から盗まれた現金など(写真:マカオ治安警察局)

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