マカオ政府統計調査局は6月8日、今年（2020年）2〜4月期の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は262.8で、前回調査（1〜3月期）から0.5%の下落だった。エリア別ではマカオ半島が0.6%下落の264.1、タイパ島・コロアン島が0.1%下落の257.3。

　ストック物件（中古）の価格指数は0.4%下落の283.0。エリア別にみると、マカオ半島が0.5%下落、タイパ・コロアン島が横ばいの309.0。築年数別では、5年以下と6〜10年が4.2%、3.5%のそれぞれ下落だった一方、20年以上は0.3%上昇。未完成物件（プレビルド）については1.0%下落の278.0。実用面積別では、100平米以上と75〜99.9平米が1.7%、1.5%のそれぞれ下落、50平米以下は1.1%上昇。

　住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影