第4回行政長官選挙、最速8月末実施へ

マカオ特別行政区の崔世安行政長官は3月17日、行政長官選挙委員会選挙を今年6月29日に実施する行政命令の発布を行い、任期満了に伴う新任行政長官選挙に向けた準備がスタートした。法律に基づき、選挙を管理する行政長官選挙管理委員会が15日以内に組織され、最速で8月31日が行政長官選挙日となる見込み。

マカオ特別行政区行政長官は、マカオ特別行政区政府の代表者の位置付けで、任期は5年。再任も可能で、すでに崔世安現行政長官が再選出馬の意向を表明している。

行政長官選挙は選挙会委員による間接選挙。今回の第4回行政長官選挙の選挙会委員数は前回から100人増の400人となり、ビジネス、金融、文化、教育、スポーツ、労組、社会福祉、宗教のほか、立法会、全人代などの団体に割り当てられた定数を巡って6月29日に選挙が行われる。

マカオ特別行政区政府本部(写真はイメージ)—本誌撮影

マカオ特別行政区政府本部(写真はイメージ)—本誌撮影

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