牛乳プリン「義順」、ヴェネチアン進出へ

(2013/01/07 10:27 配信)

産業・経済

約250年の歴史を持つマカオ名物牛乳プリンの老舗「義順」が今年5月にもヴェネチアンマカオへ出店する計画があることが分かった。

7日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。義順の責任者羅東源氏によると、カジノリゾート施設の家賃は非常に高く総投資額が150万パタカに達する上、フードコートでは競合も多いとしながらも、人の流れが多く、旅客の消費力も高いことから、業務拡大に向けたチャレンジとして位置づける。

ヴェネチアンマカオは開業前にも好条件での進出を要請してきた経緯があるが、当時は人手不足で応じることができなかったという。近年になり人手に余裕が出てきたことから、ここ数か月に渡り再度店舗の拡大を検討した結果、複数のカジノリゾートの中からヴェネチアンへの進出を選択した。

近年、マカオの観光関連産業が活況を呈し、店舗家賃も高騰している中、カジノリゾートへの進出は容易なことではない。実用面積200平方スクエアの店舗スペースの月額家賃が15万パタカ(150万円)の3年契約で、利益はカジノリゾート運営企業との折半という条件。光熱費、人件費を加えると、1日当たり2万パタカの売上が必要になる計算という。なお、現在、主力商品の牛乳プリンは一杯22パタカ。しかし、強豪ひしめくセナド広場周辺と比較してフードコートは「一業種一社」の原則もあり、訪れる旅行客の数、消費能力ともに魅力的との見方だ。売上は未知数だが、人の流れの多い場所への出店により、ブランド知名度の向上にも役立てたいとの考えもあるとのこと。

セナド広場周辺に複数店舗を展開する「義順」―本紙撮影

セナド広場周辺に複数店舗を展開する「義順」―本紙撮影


ヴェネチアンマカオ(資料)―本紙撮影

ヴェネチアンマカオ(資料)―本紙撮影

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